桃山城を振り返ってみて…。

 

桃山城最後の日

2003年1月31日。伏見桃山城キャッスルランドが閉鎖となった。昼過ぎに城の周辺を歩いてみると、第一駐車場には車がかなり入っている。駐車料金は車、バスなどは割引となっいるようだ。しかし、驚くことがあった。それは...。なんと、自転車の駐車料金を最終日まで取っているではないか!!!しかも、割引なしの100円!!!!私はこんなぼったくり施設を未だかつて見たことがない。一体、ここの経営責任者は何を考えているのだろうか?

それでも、ぼちぼちと歩きながら桃山城を目指してくる人をチラチラ見かけた。平日ということもあって先週末の大混雑とまでは行かないが、このクソ寒い真冬にこれだけ人がくれば良い方だろう。

 

 

掲示板

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この日、関西のローカルニュースでは桃山城の最後の日、39年の歴史に幕を閉じた日、と報道していた。しかし、ここでどの局でも気になるコメントをしていたのだ。それは閉鎖の理由、つまりは来客数の低下の原因。「不況と他の新型テーマパークなどの出現の影響」と、伝えていたがそんなものは大嘘である。

桃山城入城客数の原因、それはタダ一つ。料金が高すぎる!!この一言なのである。このサイトの中でもいくつか指摘した通り、中身と料金のつりあいがとれていないのである。そんな所に客が来るわけないのである。

桃山城が出現した当時は当然日本全国に遊園地なんてまだまだ少なかったし、その当時は最新の遊戯施設を備えた数少ない娯楽施設だったのだろう。だから少々入場料が高くても人はどんどん来たであろう。ただし、そんな事が続けられるのはその施設にそれだけの料金を払うだけの価値があるうちである。時代が進むにつれて当然遊戯施設、遊園地という場所も進化してくる。同じだけの料金を得るためには施設もその時代にあったものにしなければいけない。閉鎖した多くの遊園施設がその努力をせず、傲慢経営の結果、客から見放され倒産したのである。桃山城もその一つ。はっきり言って、この原因をわかっていない一般市民なんていないと思う。

ここの経営責任者はどこの誰だか知らないが相当の無脳か、怠慢か、あるいは親会社から相当無視されていたか、いずれかであろう。なんにしてもこの施設が閉鎖になり、長年勤めたパート従業員達が職場を失った中、責任者をはじめとする上の者はどうなったのだろうか?親会社の関連会社へ出向だろうか?だとしたらふざけた話である。経営責任を取って真っ先に職を失い失業者になって苦しむべきだとおもう。

みなさんはどう思われるだろうか?

そして閉鎖した後...

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